貴方と別の道を歩き始めて一ヶ月
最近考える事が多い

今までずっと考えないようにしていた

「貴方のことを嫌いになった」

つもりでいた


貴方から貰った沢山の思い出
本当に沢山の気持ち、感情
新しい気持ち、懐かしい感情

今感じるこの気持ちは声に出さないでおくよ


この二つの道が再び交わることがあれば
その時に今感じる思いを声に出してみる
上手く伝わるかどうかは解からないけど
がんばって伝えてみる

また出会えたらいいな
ちゃんと貴方には伝えたいから

別の道の二人
どこかの道で再会を願って
またこの道を歩き出すよ
一つの思いを胸にしまって
　
　
　

明日、久しぶりに
あの丘に行こう

親友と呼べる人と朝まで話していた場所

生まれて初めて朝日を見た場所

震えながら二人で肩寄せ合った場所

今までの思い出が沢山つまった場所

僕はそこで泣いているのかな？
笑えているのかな？

落としてきた感情がちゃんと見つけられるといいな


明日、久しぶりに
あの丘に行こう

なくした自分を見つける為に

ステレオから聞こえてくる音楽が心地好い朝もある
そんな日はなんだか
がんばれそうな気がする
今までできなかったことが出来そうな・・・
不思議な気分
　
もう、がんばるのはやめた
『自分らしく』
簡単そうで難しい
力を抜いてゆっくりと
自分のペースで歩いて行く
　
いままで支えてくれた人ありがとう
　
あなたには本当に伝えたい
きっと伝わることは永遠に来ないのだろうけど
僕を好きになってくれた人
僕が好きになった人
　
今なら心から言えるよ
『ありがとう』
本当に好きだった
伝わることはないけれど
伝わればいいな

明日からは一人で歩き出します
孤独ではないよ
きっと皆が見送ってくれるから


明日の朝はいつもと違う朝
同じだけど違う朝
　
　
『ありがとう』
　
　

今まで僕が残してきたモノ
幾つあるだろう
　
考えると虚しくなる
　
自分で数えられない
悲しい人間
思いつかない
なに一つ
　
　
　
たった一つ思いつくモノ
あの人につけてしまった傷
きっと消えない傷
　
あの人から僕の全てが
消えればいいのに・・・
　
僕の過去が全て消えれば
　
　

どこまで俺を苦しませる
俺が何をした？
お前の言うことを聞いて来たじゃないか
お前に全てを差し出したじゃないか
お前にココロも全て
　
なぜ俺を苦しめる？
そんなに楽しいのか？
俺が苦しんでいるのを見て
もがき苦しんでいるのが
　
もう俺を見たくないのなら
お前がその手で俺を殺せよ
さあ、早く
　
こんな苦しみはもういらない
　
俺の中からお前が全部
消えればいいのに
　
　
無理な話
お前は俺に
消えない大きな
爪痕を残した
　
永遠にお前は俺の中に存在し続ける
　
永遠に
　

　
　
　
苦しい・・・
　
　
全部が苦しい・・・
　
終わりはいつ来るんだろう・・・
　
　
苦しい・・・
　
　
　

さぁ、早く
その手に
持っているモノを
ぶっ放せよ
　
よく狙えよ
はずすんじゃねぇ
　
そうだ、ココだ
一発でヤルんだ
　
そうだ、それでいい
　
　
これで、全部終わりだ
　
　
　
じゃあな
　
　

罪あるものには罰を
　
さぁ、早く
　
僕に罰を
　
誰も罰を与えてくれないなら
　
自分で罰を与えるだけ
　
今日はどこを壊そうか
　
手？
足？
頭？
心？
　
めんどくさい
　
全部壊してしまおう
　
　
さようなら
　
　

いつからかぼくは
このとりかごにきづきました
　
おおきいいけど
けっしてでれないかご
　
ずーっとでれないものだと
おもっていました
　
でも、このあいだ
だれかがかごをあけてくれた
　
そごくやさしいひと
ぼくのことをなでてくれた
　
でもね
　
　
そのひと
　
　
　　
ぼくのはねひきちぎっちゃた
　
　
　
ぼくもうとべないんだ
　
もうとりかごもいらない
　
　
くるしみながらいきていくだけ
　
　
　
　

ふつふつと
音をたてて
心の闇は
拡がっていく

毎日
毎日
自分が
生きていくだけ

どんどん
拡がっていく

やがて、闇は
自分を全て
覆い隠す

僕は闇に
染まっていく
黒く、黒く
　
全てを
壊していく
　
　

誕生は始まり
死は終わり
　
誰かが決めたこと
そこに真実は無い
　
生きることは苦しいこと
死は苦しみからの解放
　
今は永い、永い『悪夢』
死は夢からの目覚め
　
夢を見る時
前は忘れている
　
死を恐れてはいけない
悪夢から開放される
唯一の手段なのだから
　
誕生は終わり
死は始まり
　
　

友達
偽りの　自分
大勢の笑い声
偽りの笑顔
当り障　りのない関係
表面上の付き合い
作った　　自分
本当　の自分
　
解から　ない
　
自分は誰
　
今の　自分は誰
　
何人目の自　分
　

一人
　
　
　　　孤独
　
　
　

＜子供と老婆の会話＞
　
「おばあちゃん。早く寝ないと死神さんが来るって本当？」
　
「ああ、本当だよ。悪いことをする子の所にはすぐに来るんだよ。」
　
「ふぅん、そっかー・・・。じゃあ僕いい子でいよう！」
　
「そうだね、それがいいね。」
　
「でも、もうこんな時間だよ。大丈夫なの？」
　
「大丈夫だよ。」
　
「どうして？」
　
　
　
　
　
「お前はもう死んでるんだよ・・・。」

手もいらない
足もいらない
耳もいらない
目もいらない
口もいらない
頭もいらない
心臓もいらない
　
触れたくない
動きたくない
聞きたくない
見たくない
しゃべりたくない
考えたくない
生きたくない
　
全ていらない
　
全てを奪って
　
　
もう、疲れた
　
眠らせて
　

穴が空いた心

自分の空いた部分を埋める様に

人の心を求める

そしてまた人を傷つけてしまう

自分が傷付くのが怖くて

でも、結局自分が傷付いてしまうのに・・・

幾度も幾度も繰り返してしまう


人を求めては傷つけて

自分の心を傷つけて・・・


　
心の穴は拡大していく・・・

　　　　　　　　　いらない
　
　
もう、必要ない
　
在るだけ邪魔
　

早く、壊して


早く

　
今日は記念日
　
僕が苦しむ為の記念日
　
僕が人を傷つけてしまった日　
　
一人で過ごさなくてはいけない日
　
一人で苦しまなくてはいけない日
　
それが僕ができる唯一の償い
　
それが僕への罰
　
何もできない僕ができること
　
　
ごめん・・・
　
　
謝っても許されることはない
　
もう、戻れない『過去』なのだから
　
　

手首
包帯
薬のにおい
赤い紙
お腹
骨
指輪
血
生と死
病院
隔離
心の中
心の場所
穴の空いた胸
空洞
赤い月
鳴らない電話
一人
孤独
手首
カッター
血
生きることの意味
眠れない日々
人間
　
一人
孤独
涙
　
　　
自分
嫌い
　
　
　

　
　
潰してしまいたい
　
こんなものがあるから
　
何も見たくない
　
光なんていらない
　　
暗闇だけでいい
　
　
　
絶望
　
　
　
もう、何もいらない
　
　
　
　

　
　
漆黒の　夜空
　
どこまでも続きそうな　　黒
　
全てが吸い込まれそう
　
　
全ての闇を包んでくれる
　
世の中の嫌なものを隠してくれる
　
自分が生きてきた今日を　消してくれる
　
　
このまま、明日がこなければ
　
この　漆黒の闇　が続けば
　

全てを消してくれれば
　
自分の明日を消してくれれば